「補聴器なんてまだ早い」と言われたとき、私が気づいたこと
親の聞こえが気になり始めると、家族としては心配になります。
でも、いざ補聴器の話をすると、
「まだそこまでじゃない」
「年寄り扱いするな」
「面倒くさい」
と嫌がられてしまうことがあります。
私自身も、「良かれと思って言ったのに…」と落ち込んだことがありました。
本人は“困っていない”わけではない
調べていて知ったのですが、加齢性難聴は少しずつ進むことが多く、本人が変化に気づきにくいそうです。
しかも、
- 聞こえない部分を推測で補う
- 会話をなんとなく合わせる
- 聞き返すのを我慢する
など、無意識に対応していることもあります。
つまり、「困っていない」のではなく、
“認めたくない”や“どうしたらいいかわからない”場合もあるのだと思いました。
私が失敗した伝え方
私が最初にやってしまったのは、
「聞こえてないよ!」
「だから補聴器した方がいいって!」
と、“正論”で押してしまったことでした。
でも、これだと本人は責められているように感じやすかった気がします。
うまくいきやすかったのは、“家族側の困りごと”として伝えること
その後、少し言い方を変えてみました。
例えば、
「最近テレビの音が大きくて、近所に聞こえてないか心配で…」
「聞き返しが増えて、お互い疲れちゃうね」
というように、“一緒に困っている”形で話すようにしました。
すると、以前より話を聞いてくれることが増えました。
「補聴器」ではなく、“まず相談”でもいい
最初から「補聴器を買おう」だとハードルが高い場合があります。
なので私は、
- 耳鼻科で一度測ってみる
- 試聴だけしてみる
- 集音器を短時間だけ試す
など、“まず確認してみる”くらいの入口でも十分だと思っています。
大事なのは、家族関係が悪くなることではなく、
会話のストレスを少しずつ減らしていくことだと感じています。


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